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肺気腫

肺気腫について、症状や治療法などを解説しています。

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肺気腫の手術


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○外科手術の適応について
肺気腫の治療法の中には、病変部を切り取って健康な肺への圧迫を解除する手術や、肺容量減少術、肺移植といった手術もあります。
ただし、肺気腫の治療の基本は、薬や酸素投与、呼吸リハビリテーションなどの内科的治療であり、全ての患者さんが手術の適応となるわけではありません。
内科的治療の効果が限界に達しても、息苦しさが強い場合で、病気の状態(病変のある場所や肺の膨張が明らかにあるなど)、患者さん自身の条件(年齢や体力、他の合併症の有無など)を満たせば手術が適応となる可能性があります。また、手術を受けるには必ず禁煙することが必要です。手術によって息苦しさが改善することが期待できますが、手術にはリスクが伴います。
手術が適応となるかどうか、望ましい治療法かどうかは、専門の医療機関で詳しく検討する必要があります。
 
○肺容量減少術(LVRS)
肺を小さくすることで呼吸を楽にするという、逆転の発想の手術です。肺気腫では、肺が大きくなっているにもかかわらず呼吸できない、伸びきった肺が横隔膜などの呼吸筋に負担をかけている状態です。そこで、肺の一部の病変のある部分を切り取って肺をコンパクトにすることで、呼吸筋の負担が減って、かえって呼吸がしやすくなるのです。
肺容量減少術には、胸の正面を開いて行う方法と、胸腔カメラで行う方法があります。胸の正面を開く方が短時間ででき、胸腔カメラで行う方が傷が小さくて済みます。どちらの方法にするかは、患者さんの状態によって選択します。
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