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肺気腫

肺気腫について、症状や治療法などを解説しています。

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肺気腫の診断方法


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○肺気腫の検査
〈呼吸機能検査(スパイロメトリー)〉
肺活量の検査です。閉塞性換気障害では、息を吐くことが難しいため、1秒率(1秒量/努力性肺活量:吐く息の量のうち最初の1秒間で吐き出せる量の割合)が70未満に低下しています。
〈胸のレントゲン、CT〉
肺気腫の所見を見出し、他の病気を除外するために行います。
肺気腫では、肺の膨張している、肺の空気が多い部分が透き通って写る、肺が膨張しているため横隔膜が下の方に下がる、肋間のすき間が広くなるといった所見がみられます。また、輪切りに取るCTでは表面からだけでないより詳細な情報が得られ、他の病気と鑑別できます。
〈胸の打診〉
胸の打診で、鼓音が聞かれます。これは、医師が胸を叩いた時に、よく響く比較的高い音がして、空気が多いことを示します。
〈血液ガス分析〉
動脈からの採血(血液検査)で、血液中の酸素・二酸化炭素の割合とpH(ペーハー)を調べます。肺気腫では、酸素の割合が減って二酸化炭素の割合が増え、pHは酸性に傾きます。
 
○注意する他の病気
喘息…喘息も息が吐けなくて苦しい病気ですが、発作時のみであり、原因となる場所も肺胞ではなく気道粘膜にあります。
気管支拡張症…気管支の組織が破壊されて気管支が広がってしまい、咳や痰、血痰が出る病気です。
びまん性細気管支炎…気管支の先端の方の細い気管支が全体的に広く炎症を起こした病気です。
肺結核…結核菌によって起こる肺の感染症で、咳、痰、血痰などが出ます。
肺がん…肺にできるがんで、様々な場所に発生する可能性があります。場所や進行の程度によって、呼吸障害や咳、血痰、胸痛などの症状が出ます。
肺がんや喘息など他の病気と肺気腫を合併している場合も無いとは言えないため、注意して検査をしていきます。
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