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肺気腫

肺気腫について、症状や治療法などを解説しています。

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肺気腫とは


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○肺気腫とは

 肺気腫は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の一つであり、息を吐くことが難しい慢性的な肺の病気です。

中年以降のやせ形の男性に多くみられ、原因には、老化、たばこ、化学物質などがあります。

特に60歳以上の発症が多く、軽症例も含めると日本で500万人以上の患者さんがいるといわれています。その中で、治療が必要なレベルの肺気腫の患者さんは、男性で約6万人,女性で4~5万人になると推定されています。日本で約5万人いる在宅酸素療法(HOT)を使用している患者さんの中でも、肺気腫は最も多い病気です。

 

○肺気腫のしくみ

 呼吸とは、新しい空気と古い空気を入れ替えることです。正常な呼吸は、新しい空気が気管支を通って肺の中に入り、肺の下の方にある肺胞という部分で酸素と二酸化炭素を交換して、古い空気を吐き出すという一連の流れで成り立っています。肺胞とは、ブドウの房のように密集している小さな袋のことで、その一つ一つが毛細血管とつながっています。そして、毛細血管とのやり取りによって酸素と二酸化炭素を入れ替え、体に酸素を取り込んで、体の二酸化炭素を外に出す役割を果たしているのです。

しかし肺気腫では、肺胞の袋が壊れ、ブドウの一粒一粒がつながった状態となってブラと呼ばれる大きな空洞ができます。こうなると、新しい空気が入ることはできますが、入った空気を吐き出すことが難しく、肺の中に古い空気が残ってしまい、十分な呼吸ができずに苦しくなってしまうのです。 

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