肺気腫の合併症
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肺気腫という病気の大きな原因となるものはタバコである。そのニコチンなどの有害物質の炎症により肺の中にある肺胞が破壊されてしまうのである。この病気は難病中の難病でありいまのところはこれという効果的な治療法はない。したがってできるだけ早く発見して早期治療により少しでも悪化を防ぐことが大切なのである。
この肺気腫の中に気流閉塞と呼ばれる空気が流れにくい症状があるものはCOPD(慢性閉塞性肺疾患)と指定される。こうした場合でも一般的な肺気腫の症状と重複することがあり、同じ病気であるとも言っても間違いではない。ただCOPDには慢性気管支炎患者も一部含まれることもあるようで、それぐらい慢性気管支炎は肺気腫の合併症として発症しやすいのである。
【肺気腫では合併症が特に怖い】
肺気腫で怖いのは合併症である。特に風邪やインフルエンザは肺炎を引き起こす可能性が高いので注意しなければならない。こうした風邪やインフルエンザにかかると咳がでやすくなり、呼吸j困難などを一層悪化させ急性憎悪を起こす場合もある。それを予防するためには特に寒くなる前の秋口に予防接種を行い合併症対策を講じることが重要ある。
なお運悪く肺気腫が進行して悪化してしまうと循環器疾患である肺高血圧とか肺性心なども合併症として発症しやすくなり、それに加えて消化器系疾患である消化不良や胃潰瘍などの合併症に対しても気が許せなくなるのである。そのほかこの病気になると、とかく引きこもりがちになって運動が不足してくるので合併症予防のためにも適度な運動が必要になってくる。
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