肺気腫の経過
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肺気腫の症状はだいたい次のようなプロセスで進行していくのが普通である。
・咳(セキ)発作」と「痰(タン)が絡む
・動作時の息切れが起る」
ちょっとした坂や階段を上るだけで息切れが起こります。
・息切れが激しくなり呼吸困難が起る
肺気腫の病態が進行すると、平らな道を歩くのも徐々に辛くなり、歩ける距離が短くなって、
休み休みでないと歩けなくなってきます
・肺の過膨張が起きてくると、外見的にも胸が異常に拡張して厚くなり、ビヤ樽状になる。
・食が進まず痩せていく。
・ウツ症状が見え始める
・風やインフルエンザの感染症にかかる。
だんだん呼吸機能が低下するのに加えて急激に症状が悪化すると急性増悪(急に病状が著
しく悪くなること)が起り咳や痰が酷くなり、発熱や喘息(ゼンソク)のような発作を起こしたり、肺炎
を併発したりする
・浮腫み(ムクミ)やチアノーゼ(唇などの粘膜が紫色になる病状)、意識障害を引き起こすことがある。
【一般的な肺気腫進行のプロセス】
元の状態(日常的に湿った咳(痰の伴なう咳)と痰が絡む)
↓
①慢性閉塞性肺疾患(COPD)
呼吸不全へと悪化・進行
↓
②風邪やインフルエンザなどに感染
↓
③急性増悪(咳、痰、発熱、喘息様発作、肺炎、重度の呼吸不全)が起る
急性変化は改善
↓
④肺機能が低下する
さらに呼吸障害が進行する
↓
⑤重度の慢性閉塞性肺疾患(COPD)になる
↓
(また①の状態に戻り繰り返す)
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